ユーザーと Google の関係
本規約は、ユーザーと Google の関係を定義するためのものです。 「Google」とは、Google Ireland Limited およびその関連会社を意味します。 大まかに言うと、Google は本規約を遵守することに同意したユーザーに Google のサービスへのアクセスおよび利用を許可します。本規約には、Google のビジネスの仕組みと収益を生み出す方法が反映されています。
ユーザーが Google に期待できること
幅広い便利なサービスの提供
Google は、本規約の対象となる幅広いサービスを提供します。これには以下が含まれます。
- アプリやサイト(例: Google 検索、Google マップ)
- プラットフォーム(例: Google ショッピング)
- 統合サービス(例: 他の企業のアプリやサイトに埋め込まれた Google マップ)
- デバイス(例: Google Nest、Google Pixel)
これらのサービスには多くの場合、ストリーミングや操作が可能なコンテンツが含まれています。
Google のサービスは相互に連携するように設計されており、ユーザーはあるアクティビティから別のアクティビティへと簡単に移動できます。たとえば、Google カレンダーの予定に住所が記載されている場合、その住所をクリックすると、Google マップで道順が表示されます。
Google サービスの開発、改善、更新
本規約では上記のように「サービス」と総称しているものについても、適用される法律では、状況に応じて「デジタル コンテンツ」、「サービス」、「商品」が明確に区別される場合があります。そのため、このセクションと法的保証セクションでは、より具体的な用語を使用しています。
Google ではサービスの向上を目的として、新しい技術や機能の開発に常に取り組んでいます。たとえば、人工知能や機械学習を利用して同時通訳を可能にしたり、スパムやマルウェアの検出機能およびブロック機能を向上させたりしています。
Google では、デジタル コンテンツ、サービス、商品に関するさらなる改善を目指して、さまざまな機能の追加や削除、利用するうえでの制約の増減、新しいデジタル コンテンツまたはサービスの提供、古いサービスの終了など、さまざまな変更を行っています。Google は他にも次の理由で、デジタル コンテンツやサービスを変更する場合があります。
- 新しいテクノロジーに対応するため
- 特定のサービスの利用者数の増減に対応するため
- ライセンスや他社とのパートナーシップに関する重要な変更に対応するため
- 不正使用や損害を防止するため
- 法律、規制、安全性、またはセキュリティに関する問題に対処するため
特に、Google はデジタル コンテンツ、サービス、商品を法律に合わせるために、法律上必要な更新を行う場合があります。デジタル コンテンツ、サービス、商品に対するこうした更新は、安全上またはセキュリティ上の理由で行うものであり、また、法的保証セクションに記述されているような、ユーザーが期待できる品質基準を満たすためのものでもあります。また、安全上またはセキュリティ上の重大なリスクに対応するための更新が、自動的にインストールされる場合があります。その他の更新については、インストールは任意です。
Google では、厳格なサービス調査プログラムを継続的に実施しています。サービスを変更またはその提供を終了する際は、事前にその妥当性、ユーザーにとっての利害、ユーザーが当然抱く期待、ユーザーやその他のユーザーに対する潜在的な影響について、慎重に検討します。 Google では、正当な理由がある場合に限り、サービスを変更またはその提供を停止します。
特定の変更により、ユーザーによる Google のデジタル コンテンツやサービスのアクセスや使用に悪影響が及ぶ場合、またはサービスの提供を終了する場合、Google はユーザーに対してメールによる合理的な事前の通知を行います。この通知には、変更の説明、変更の日時に加え、変更による影響が軽微でない場合にユーザーが Google との契約を終了する権利に関する説明が記載されます。ただし、不正行為や損害の防止、法的要件に対応する必要がある、またはセキュリティや運営上の問題に対処する必要があるなどの緊急時は除きます。また、こうした場合、適用される法律およびポリシーを条件として、Google データ エクスポートを使用して Google アカウントからユーザーのコンテンツをエクスポートする機会を提供します。
Google がユーザーに期待すること
本規約、およびサービス固有の追加規約の遵守
Google の
サービスへのアクセス、利用のための許可は、ユーザーが以下の規約を遵守している間は提供されます。
本規約は PDF 形式で表示、複製、保存できます。Google アカウントにログインすると、本規約およびすべてのサービス固有の追加規約に同意できます。
また Google は、各種ポリシー、ヘルプセンター、およびその他のリソースを公開し、一般的な質問に答えるとともに、サービスの利用に関してユーザーに期待することを規定しています。これらのリソースには、プライバシー ポリシー、著作権ヘルプセンター、セーフティ センター、透明性センター、および Google のポリシーサイトからアクセスできるその他のページが含まれます。 さらに、ダイアログ ボックスで重要な情報を知らせるなど、Google サービス内で具体的な手順や警告を提供することもあります。
Google は、Google サービスの利用をユーザーに許可しますが、サービス内で Google が所有するすべての知的所有権は Google が保持します。
他者の尊重
すべてのユーザーが互いを尊重し合う環境を維持するため、以下に挙げる行動についての基本ルールを遵守してください。
- 適用される法律(輸出管理、制裁措置、人身売買に関する法律を含む)を遵守する
- プライバシーに関する権利や知的財産権などの、他者の権利を尊重する
- 他者または自分自身に被害をもたらす行為(虚偽情報の提供、詐欺、違法ななりすまし、名誉毀損、いじめ、嫌がらせ、ストーキングなど)や、こうした行為をほのめかす脅迫、またはこうした行為の助長を行わない
Google のサービス固有の追加規約とポリシー(生成 AI の使用禁止に関するポリシーなど)は、そのサービスを利用するすべてのユーザーが遵守しなければならない適切な行動に関する追加情報を提供します。Google のサービスの多くでは、他のユーザーがこれらのルールに違反していることに気付いた場合に、不正行為を報告できるようになっています。Google が不正行為の報告に対処する場合は、問題が発生した場合の措置のセクションに沿って手続きします。
サービスの不正使用の禁止
Google のサービスにアクセスまたはサービスを利用するユーザーのほとんどは、インターネットを安全かつオープンなものにするための一般的なルールを理解していますが、残念ながら、ごく一部ですがルールを尊重しないユーザーもいます。そのため、Google のサービスとユーザーを不正使用から守るためにここでそのルールについて説明します。一般的なルールは次のとおりです。
Google のサービスまたはシステムを不正に使用する、妨害する、破壊する、サービスまたはシステムに損害を与えることをしてはなりません。以下に例を示します。
- マルウェアの投入
- システムや保護対策に対するスパム行為、ハッキング、または回避
- ジェイルブレイク、敵対的なプロンプト、プロンプト インジェクション(安全性やバグのテスト プログラムに含まれる場合を除く)
- 以下のような、不正なまたは虚偽の方法でのサービスやコンテンツへのアクセスもしくは使用
- フィッシング
- 偽のレビューなど、偽のアカウントやコンテンツの作成
- 生成 AI のコンテンツを人間が作成したものであると誤解させる行為
- 実際には Google のサービスであるのにユーザー(または他のユーザー)のもののように見せるサービスの提供
- Google のサービスではないのに Google のもののように見せるサービスの提供
- 知的財産権やプライバシーの権利など、他者の法的権利を侵害することを目的とした、Google のサービスの使用(サービスが提供するコンテンツを含む)
- 適用される法律によって許可される場合を除き、企業秘密などの所有する情報を抽出することを目的とした、機械学習モデルなど、Google のサービスや基盤となる技術のリバース エンジニアリング
- Google のウェブページの機械可読な指示(クロール、トレーニングなどのアクティビティを禁止する robots.txt ファイルなど)に違反する、Google のいずれかのサービスのコンテンツにアクセスすることを目的とした自動化された手段の使用
- 機械学習モデルまたは関連する AI テクノロジーの開発を目的とした、Google サービスの AI 生成コンテンツの使用
- 利用規約に違反するための身元の隠蔽または不実表示
- 他者に本規約の違反を促すサービスの提供
ユーザーのコンテンツに対する使用許可
Google の一部のサービスは、ユーザーのコンテンツをユーザー自身がアップロード、保存、送信、受信、共有できるように設計されています。ユーザーは、Google サービスにコンテンツを提供する義務を負うものではなく、提供したいコンテンツを自由に選ぶことができます。コンテンツをアップロードまたは共有する場合は、そのために必要な権利を自分が有していること、およびそのコンテンツが合法であることをご確認ください。
ライセンス
ユーザーのコンテンツはユーザーに帰属します。つまり、コンテンツに含まれるユーザーの知的所有権はすべてユーザーが保持します。 たとえば、ユーザーが書いたレビューなど、ユーザーが作成した独創的なコンテンツの知的所有権はユーザーが保持します。また、誰かが作成した独創的なコンテンツも、その人の許可があれば共有する権利を保持できる場合があります。
ユーザーの知的所有権により Google によるユーザーのコンテンツの使用が制限される場合、Google はユーザーから使用許可を得る必要があります。ユーザーは、このライセンスを通じて Google に使用許可を与えるものとします。
適用対象
このライセンスは、ユーザーのコンテンツが知的所有権によって保護されている場合は、そのコンテンツに適用されます。
適用対象外
- このライセンスは、ユーザーの知的所有権のみを対象としており、ユーザーのデータ保護の権利には影響しません。
- このライセンスは、以下の種類のコンテンツには適用されません。
- ユーザーが提供する、一般に公開されている事実情報(ローカル ビジネスの住所の訂正など)。こうした情報は、誰でも無料で利用できる一般的な情報と見なされるため、ライセンスは必要ありません。
- ユーザーが提供するフィードバック(Google のサービスを改善するための提案など)。フィードバックについては、下記のサービスに関連するコミュニケーションのセクションで説明します。
範囲
このライセンスは以下の性質を備えています。
- 全世界的であり、世界のあらゆる場所において有効である
- 非独占的であり、ユーザーは自分のコンテンツのライセンスを他者に供与できる
- 無償であり、このライセンスの金銭的な使用料は発生しない
権利
このライセンスにより、下記の目的のセクションに記載された限定的な目的のためにのみ、Google に以下の行為を行うことが許可されます。
- ユーザーのコンテンツを技術的な目的でのみ使用すること(たとえば、コンテンツを Google のシステムに保存してユーザーがどこからでもアクセスできるようにしたり、Google のサービスとの互換性のためコンテンツの形式を変更したりできる)
- ユーザーのコンテンツが他の人に公開するように設定されている場合は、その範囲内においてそれを公開すること
- これらの権利を以下に再許諾すること
- 他のユーザー(ユーザーが選択した人々と写真を共有できるようにするなど、サービスを設計どおりに機能させられるようにするため)
- Google との間で本規約と矛盾しない契約を締結した請負業者(以下の目的のセクションに記載されている限定的な目的のみが対象)
目的
このライセンスは、サービスを運営することのみを目的としています。つまり、サービスを設計どおりに機能させ、新しい機能や機能性を作成することを可能にするためにのみ適用されます。これには、自動化されたシステムやアルゴリズムを使用してユーザーのコンテンツを分析することも含まれます。
- スパム、不正なソフトウェア、および違法なコンテンツを検出するため
- データのパターンを認識するため(たとえば、関連する写真をまとめることを目的に、Google フォトで新しいアルバムを提案するタイミングを判断するため)
- おすすめ情報を表示する、カスタマイズした検索結果やコンテンツ、広告などを表示するといった目的で、Google のサービスを個々のユーザーに合わせてカスタマイズするため(広告のカスタマイズについては、広告設定で変更またはオフにできます)
この分析はコンテンツが送信、受信、および保存されたときに発生します。
期間
このライセンスは、ユーザーのコンテンツが知的所有権によって保護されている限り継続します。ただし、ユーザーがそのコンテンツを Google のサービスから削除した場合、ライセンスは終了します。
このライセンスが適用されるコンテンツをユーザーが Google のサービスから削除した場合、Google のシステムは合理的な期間内にそのコンテンツの公開を停止することとします。ただし、次の 2 つの例外があります。
- ユーザーのコンテンツが削除される前に、ユーザーがそのコンテンツをすでに共有していた場合。たとえば、ユーザーが写真を共有した友人がそのコピーを作成して再度共有した場合、その写真は、ユーザーが自分の Google アカウントから削除した後も、友人の Google アカウントに引き続き表示される可能性があります。
- ユーザーのコンテンツが他の企業のサービスを通じて公開されている場合、Google 検索などの検索エンジンによって、引き続きユーザーのコンテンツが検索結果の一部として検出および表示される可能性があります。